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  • 執筆者の写真Yutaka Okuyama

虹の幼稚園から(22)園の一日


インターナショナル幼稚園ってどんな感じ?園生活って全てインターナショナル式?園児、先生たちって特別なの?



私たち大人の中でも、インターナショナル幼稚園に通ったよ~、という方はあまり多くはないと思います。そのため、園のイメージが沸きにくいかな~と感じています。ということで私たちで行っている保育内容を少しだけご紹介したいと思います。


園バス送迎で一日が始まります。挨拶は、何でも大丈夫です。「Good morning!」「おはよう~!」「早上好!」。バスの中では、園児の朝ご飯、晩ご飯の様子、健康状態を確認。それから、クイズ、歌、お話と進みます。日本語です。園長は英語、フランス語、日本語のトライリンガルですが、運転に集中、コミュニケーションは出来ません。中川先生(中国語、英語堪能)が同乗の場合は、中国語、英語のちょっとした復習をします。




園に着き、片付けの後、園長の司会で朝の会。朝のご挨拶、朝のお歌(2曲くらい)、日付/レッスンスケジュールの確認、注意事項伝達と続きます。ここは日本語です。だらけてしゃがみ込む園児には「Stand Up!」、園長に近寄ってくる園児には「Behind the Line!」、しゃべり始める園児には「Be Quiet!」となぜか英語。


10::00からは怒涛のレッスン開始です。曜日により流れが異なります。1日のレッスン数は3コマです。英語(週6コマ)、バレエ(週1コマ)、中国語(週4コマ)、だったり、中国語、絵画(週1コマ)、英語、だったり、園児たちも大忙しです。レッスンだけではなく、幼児知育の時間もあり、ここでお絵描き、塗り絵、切り取り、文字の書き取り等幼稚園教育を行います。語学の時間はそれぞれの言語で行いますが、その他のレッスンは日本語。




お天気が良い日、金曜日の午前中等は課外活動として、英語のレネ先生、中国語の王先生も同行し、遊びながらの語学レッスンを実施します。当幼稚舎ではバランスを重視しており、どちらに偏った園児の負担になるような活動は行っておりません。




14:00には送迎の園児たちは帰りの会の後、バスで帰宅。「Bye!」「さようなら!」「再見!」なんでもOKです。預かり組はお迎えまで園で活動となります。預かりの時間は自由遊び、読み聞かせ、製作、お絵描き等と、日本語で行います。英語、中国語のDVDが豊富に用意してあるので、DVD鑑賞も行います。


現在、園には英語でコミュニケーションが出来るスタッフがレネ先生以外に日本人3名、中国でコミュニケーションが出来るスタッフが王先生以外に日本人1名。外国語堪能スタッフはレッスン以外でも様々な場面で園児達と外国語でコミュニケーションします。


このように私たちの提供する保育は、規律の習得を重要視するアジア式、そして個性の確立を目指す欧米式のハイブリッドです。それでも、一番重要視している点は、園児達の健やかな発達です。何事も無理強いはしません。レッスン中落着きのない園児は、レッスンから出て、アシスタントの先生とお話。むぎゅ、と抱きしめて落ち着いてからレッスンに戻ります(むぎゅ、の回数が多い日もあります)。




給食はいつも好きな物ばかりではありません。そんな時は、「ちょっと食べてみようね~、それでもだめだったら残してもいいよ~」。ランチは大人と同じように子供たちにとっても楽しい時間。感染対策をしっかりしてですが、皆と楽しみながら、時間をかけてのランチ。たまに時間が押してしまいますが、それはそれで。


このような流れで一日を元気に過ごす園児達。大人は英語、中国語、バレエ、すごいね~となりますが、子供たちはそんなこと気にしません。「将来的に大事だよ~」と大人は考えますが、子供たちは気にしません。「楽しければそれで良し」というのが子供の本性だと思いますが、それでも私たちの提供する、大忙しなインターナショナル保育についてきてくれます。こんな子供達が愛おしく、かわいいのです!


「園長先生、大好き!!!」なんて言葉を聞くと、大変なことは全て忘れてしまいます。こんな愛しい子供達に楽しい、幸せな未来が来るように、願わずにはいられません。


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