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  • 執筆者の写真Yutaka Okuyama

虹の幼稚園から(18)繊細な子供達

いつもは元気で活発なAちゃんですが、今週は様子が変。甘えモード満載で、レッスンの集中力も欠如。大好きなレネ先生の英語レッスンでさえ、



やりたくない!


アリサ~、少しやってみようよ。


と、いつもは英語一辺倒で子供達と対応しているレネ先生も日本語で。


やだ!!!


最後には泣き出す始末でした。


なんとかレッスンを終了し、トイレ兼休み時間。保育室は2階でトイレは1階。子どもたちがトイレの間、2階の保育室には園児がいません。そこでAちゃんの態度についてレネ先生と話しをしていると、担当の先生に連れられてAちゃんだけが保育室に戻ってきました。


Hi, Arisa! とレネ先生。



担当の先生曰く、「レネ先生にきらわれた」としょんぼりしているんです、と。確かに全く元気がありません。


レネ先生に伝えると、


え~、そんなことありえないよ~、come here, Aちゃん


しばらくの間、レネ先生の手品、ショーンのぬいぐるみ、ジェスチャーを交えた意志疎通で2人だけで過ごしました。最後にAちゃんが、


レネ先生、私のこときらいじゃない?


ありえない、大好きだよ~、とハグ。


一件落着でした。それにしても何かほんわかとさせられる、子供の繊細さを垣間見た一瞬でした!






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